事故の後遺症 顎の強打と全身不調
40代女性 Hさん
相談内容
いつも頭が熱い、重い。頭がきつくない時は、胃や左胸が圧迫されたような苦しさがある。
運動するとその時はいいが、首肩が異常に凝ってきて頭が左に傾いてくる。
そのせいなのか、食事中以外の何でもない時でも舌を噛みそうになり困っている。
呼吸もおかしいと思う。
色んな整体を受けてきたが、頭のしんどさが年々悪化していて不安。
初回から始めの数回は仙骨、腰椎など、比較的出ることの多い中心部の調整が続いた。
今回、鎖骨や下顎など、今までにない調整箇所が表面化し始めた。
調整途中から「息が吸える!たくさん息が入る!」と言いながら、そのまま寝落ちしたHさん。
その後、来訪時「前回の調整以後、今までいつも子泣きじじいを背負ってたのか?と思う位、身体が軽くなりました!」
20年位前に自転車で転倒、顎を数針縫う怪我をしたことがあったHさん。今回表面化してきた歪みが、直接打撃で起きた可能性の高い箇所、歪みの出方でした。
Hさんもまさか20年も前の怪我が、冒頭の状態に影響しているとは思っていなかったそうです。
「病院でレントゲン撮ったけど、ヒビとか骨折なかったんで、固定もリハビリもなかったんです。そういうのも影響しますかね?」
正直なんとも言えませんが、出血や骨折、目に見える受傷状態だけでなく、「マス目が歪む」という受傷の仕方があるということを知る人が増えるしかないだろうなと思いました。特に、頭部、顔面のマス目の受傷は全身、呼吸、胃腸機能への影響が強く出るケースが多く見られています。」