腰痛 2
半年振りに来院された女性。
右股間節痛の方です。
半年前、完治までいきましたが、その後の経過を伺ってなかたので、
「また股関節の症状かな?」と正直気になるところでした。
お話を伺うと、股関節はその後全く異常なし。
今回は左膝痛との事でした。
放置してひどくなったらいけないと思い来られたそうです。
右股関節の時も、変だな?と思いつつも
無理無理使い続けた結果、引きずって歩くような状態に
なってしまった経緯があるので、慎重になられたそうです。
触診の結果、主訴である左膝裏上部付近に歪みがありました。
調整前は膝の曲げ伸ばしにあった痛みが、
調整後少々の違和感のみになりました。
前回までは、骨盤エリアの調整がほとんどでしたが、
今回半年振りでしたが、そちらの方に崩れは見られず、
まだ未調整部の下肢がでてきました。
この方の様に、未調整部の歪みが際立ってきても
症状として表面化するかどうかはそれぞれです。
側湾症の患者さんをみていても、
2か月近く間が空いても、元にもどっている様子がなく、
骨格細分化調整の大きな利点だと思います。
調整自体に時間がかかるのが難点ではありますが
地味に一つ一つ物理的刺激を与えていく事で、
身体の方は確実に定位置に落ち着いてくれるようです。